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▼7th Avenueさんの投稿:
>Old Friends のDVD、毎日見ています。2003年秋からスタ−トしたツア−、S&G史の中で大きな足跡を残しましたね。彼の地で御覧になられた皆様が、やはり羨ましいです。今後の来日公演と2人の活動に期待しています。
なんというか、2003年のS&G、意外にも新鮮なパフォーマンスですよね。
私も観る前は「全盛期の彼らと比べては気の毒・・・」みたいな気持ちもあったんですけど、
実際観ると彼らは2万人も入るアリーナを50回つづけて満員にするだけの実力を持った
一流アーティストであって、そういう考えがいかに浅はかであったかを思い知らされました。
70年代のライヴにはなかったバンド・サウンドの華麗さや、ハーモニーワークの改良、
アレンジを大きく前進させている曲(冬の散歩道とか、コンドルとかセシリアとか)なんかも
随所にあって、30年も昔の曲を新鮮に料理して見せてくれたのがオドロキでした。
またワタクシ的にはフルデジタルの音響機器や二人で特性が違うマイクを使ってみたり、
ピエゾで拾ったポールのギターも大音響だとこっちの方が聴きやすくて美しい音なんだ、
ということが良くわかりましたし(Kathy's Songをぜひボリュームを上げて聴いてください)、
最新技術ベースでとことんサウンドにこだわるのがS&Gたるゆえんなんだなー、
と、こまかいところで納得のいくステージでした。
1967年のリンカーンセンターで、ライブなのにばかでかいコンデンサーマイクで
クリアなサウンドを必死に追及していた彼らと、ちっとも変わっていませんでしたね。
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