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▼イッシー&バッシーさんの投稿:
>ジュークボックスは、家庭のステレオとまたちょっと違った音がしませんでしたか?
>中音域がはっきりとした、歌がたいへん聞き取りやすいサウンドだったと記憶しています。
>1960年代までのレコード制作現場は、ジュークボックスでの消費を重視したそうですから、最も本来的な聴き方なのかも知れません。
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>ドーナツ盤は、とてもいい音ががしますよね。
ド−ナッツ盤は本来米国ではジュ−ク・ボックス用に作られていたという説もあります。真ん中にあいている穴は装着するためのものですし、米国盤のシングル盤にジャケットが無いものが多かったのもそのためだと聞いた事もあります。家で聞くためのLPレコ−ド自体が安価だったということもあったようです。
ディスコとかクラブとか機械自体が人が多く集まるところに置いてある事が多かったので、イッシ−さんの書かれた通り中音域がはっきりしており、ボ−カルがぐっと前面に出てくるような音でした。エレキバ−ジョンの サウンド オブ サイレンスを聞くためにはピッタリの音がしていました。
イッシ−さん、ここで私が何を言いたいのか判りますよね。
これはあくまでも私の仮説ですが、エレキバ−ジョンの サウンド オブ サイレンスはジュ−ク・ボックスでかけた時にインパクトの強い音にしようとトム・ウィルソンは考えたのではないかと思えるわけです。当時のバ−ズのミスタ−・タンブリンマンを始めフォ−ク・ロックと呼ばれた音楽はジュ−ク・ボックスでかかる事を想定して音作りがされていたのではないでしょうか。
ジュ−ク・ボックスはコインを入れて自分の聞きたい曲を掛ける機械でしたから米国ではCash Boxと呼ばれていて、それで掛かる回数をバロメ−タにヒットチャ−ト誌が作られておりました。
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