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>ANOTHER GALAXY最初に聞いたとき、歌詞から、「卒業」が浮かんできました。
すいません、ウンと話を戻してしまいます(汗)
上記のみこやんさんのコメントを読んで以来、考えていたんですが
この歌は結婚式の朝、車で家出する花嫁の歌なんですが、よくよく
歌詞を読んでると、これって実は父親の歌ではないかと思ってたんです。
父親の視点で歌われた歌ではないかなと・・・・・・。
最初と最後に出てくるエレキの、どこか暗雲たれこめるようなソロは
家を出て行く娘に何もしてやれない自分への不甲斐なさや、やるせなさ
娘を応援したい気持ち・・・そんな感情を象徴してるように思えるのです。
そして、さらに言えば「卒業」で最後、教会から脱走?してエレーンと
結婚したベンジャミンのその後の物語ではないかと・・・。
昔の自分と同じ事をしてる娘への自分の二の舞になるのではという
不安、応援してやりたい気持ち、諦観、無力感などが入り混じった
のが、あのエレキのソロではないかと思えてしまうんです。
また、イントロとエンディングに同じエレキのソロを持ってきたのは
60年代のS&Gの曲のスタイルを踏襲してるのかなとも思いました。
S&Gってイントロとエンディングが同じ曲が多いし、偶然かな・・・。
エレキの音も、50年代末〜60年代のサウンドを感じさせるように
思います。例えばロイ・オービソンの曲のエレキってこんな感じの音で
ポールの弾くエレキは、それをもっと強調してるような・・・・
すると、この歌の隠れたテーマは「60年代への郷愁」なのかな?
家出した娘は、もう帰ってこない60年代という時代のシンボルのように
思えてきました。
すいません、話を戻してしまって(恐縮)
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