|
1997年晩秋、いろいろなことが続きました。
・・・金融危機のことは、ここではさておき、
S&Gファンにとってのお話しです。
まず、アンソロジーOLD FRIENDSが出た!
当時、久しぶりのS&Gオフィシャルでしたので、興奮しました。
私は今でもこの3枚組みが大好きです。
1枚目に針を落とした瞬間(おっとCDだから針はない)、
いきなりBleecker Streetの未発表デモ。
気が動転して、急いでギターを手にとってコピーしながら聞きました。
リマスターだから全部音が良くなっているし、未発表ライヴやボーナス・トラックの数々。
オリジナル・アルバムと同じぐらい、大切です。
次に、SONGS FROM THE CAPEMAN、ポールのオリジナル・アルバム!
私はBernadetteにノックアウトされました。
続いてブロードウェイから、このミュージカルが不入りで早々と打ち切りとのニュースも。One-Trick Ponyの悪夢が脳裏をよぎりました。
でも、懲りないし、挫けない。それが、我等のポール・サイモンです。
もう一つこの年、Martin社から高級ギターOM42-Paul Simon Signatue Modelが発売され、このころ私の手元に届きました。こんなに高価なギターを買ったのは、後にも先にもこれだけです。このギターも、もう10年です。
冒頭で触れたとおり、1997年秋にはH拓殖銀行、Y一證券、Tシティ銀行などの破綻が相次ぎ、日本経済が本当に厳しい時でした。バブル崩壊後の一番底だったようです。
それからの10年もビジネスは苦しいものでした。今でも我々地方は苦労しています。
でも個人的には、輝ける10年でした。
インターネットで皆さんと知り合ってオフ会にも参加するし、
本家S&Gは復活再結成する、ポールはソロ作を3作増やし、アーティも来日し、素晴らしいソロも出した。
楽しかったなあ。
みなさまに感謝しています。
|
|