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▼イッシー&バッシーさんの投稿:
>僕は正直、カーペンターズの大ファンではありません。
>うまいなー、すごいなー、とは思いましたが、ちょっと息苦しいです。
>完璧過ぎるのです。
とてもよくわかります。僕はカーペンターズを好きになったのは社会人になってからです。中学高校では嫌いでした。というより、あんなものを好きだと言ったら沽券に関わるみたいなつまらないプライドがあったみたいです。
この二人も徹底した完璧主義だったと聞いたことがあります。
物を創る人間が完璧を目指すのは当たり前なんですが、あまりに完璧すぎる作品はかえって見苦しいというか品がないという面もあって、このへんが難しいところですね。これは音楽に限らないと思います。
音楽じゃないけど大工の棟梁でも家が完成すると、わざと屋根に瓦を1,2枚置いたりすることがあります。あたかも、まだ未完成で明日またやることがあるみたいに・・・あまりに完成された物がかえって品がなくなることを避けるための知恵なんでしょうね。
>まあ、例えばボブ・ディランのファンなどは同じ指摘をS&Gに向けることでしょうけどね。
>S&Gは完璧過ぎて息苦しい、と。
なるほど・・・・そこらへんがS&Gやポールがこれだけの実力、影響力に反してディランやレノンより評価が一段低くなる一因かもしれないですね。
完璧すぎるというか・・・・全てにおいてポールの作風があまりにも洗練され過ぎていて、そこがお行儀良すぎるようで癇に障るのかもしれません。
S&Gやポールの音楽がロック、フォークなど、どのジャンルにもあてはまらないのもガチガチのロックファン、フォークファンには小器用な感じがして認めたくないのかも・・・・
>
>でもやっぱりリチャードは完璧過ぎ。
>
>好みが分かれるところだと思います。
同感です。「偶然こそ完全なんだ」と言う言葉を思い出しました。
長文になり失礼しました。
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