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▼こうもりさんの投稿:
> 10月 アルバムWM3AM発売
>65年 4月 「はりきって」「どこにも」録音
> 5月 ソングブック録音
> 8月 シングルSOS(エレクトリック版)録音
> 9月 ソングブック発売、シングルSOS(エレクトリック版)発売
さて、件のシングル 4-43396 ですが、E-Bayで大枚九百円足らず(送料込み)で落札できました。
SOS側を見ると
Form the Columbia LP "Wednesday Morning,3AM" CL 2249 Produced by Tom Wilson
と表記され、その裏面(どっちがA面か不明)のWe've Got A Groovey Thing Goin'(邦題:はりきっていこう)
の面のレーベルでは、
Arranged by Coleridge Perkinson Produced by Tom Wilson
となっています。From〜の記述がないのは、LP発売されていないということです。
この2曲がカップリングされて発売されたということは、やはりThe Sounds Of Silenceのオーバー・ダブの前から、フォーク・ロックで行こう!との路線を決めていたということでしょうね。
このシングルのThe Sounds Of Silenceは、ボーカルが引っ込んで、エレキ・ギターやドラムが引き立つミキシングになっています。AMラジオで放送することを目的としていたと思いましたが、「ロック史」P92の記述とも一致します。
もしかしたら、それで、当初はPaulが驚いたのではないでしょうか?自分たちが主役でなくなったようなミキシングだから。
聞いてみたい方は7th Avenueさんのブログの9月23日からYoutubeへのリンクがあります。1982年ごろに日本のCBSソニーが発売したシングル全集で復刻されたものも、この4-43396とほぼ同様です。こちらはときどきヤフオクにもでますね。
翌年の(Theのない)Sounds Of Silenceと題されたLPに入っているThe Sounds Of Silenceは、おなじみのアレンジで、PaulやArtの声が主役です。
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