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「ビートルズ都市論」(幻冬社新書)
 イッシー&バッシー E-MAIL  - 10/11/3(水) 18:11 -

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   表題の本を読みました。

リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京の各都市の歴史的背景がビートルズに与えた影響を考察した本です。興味深く読みました。

ビートルズはリヴァプール出身であり、ハンブルグでプロ修行して、帰国後故郷でブームを起こしながらロンドンに上洛、世界的なバンドとなります。
移民・労働者の街としてのリヴァプールからはロックのエネルギーを吸収した彼らは、ハンブルグの歓楽街でタコ部屋のような環境にありながらもプロフェッショナルバンドとしての力を磨くとともに、クラウス・フォアマンなどの美術大学の学生たちからインテリジェンスを吸収したそうです。これから先は、どうぞ同書をご覧ください。

僕は、ポール・サイモンにとってのニューヨークとロンドン、さらにイギリスの諸地方都市の関係を思い起こしました。

アーティストが一人前になるためには、生まれ故郷のほかに、まったく文化の違う都市での経験が必要なのかも知れません。

しかし、もともと生まれ故郷から多くのものを吸収して育ったことが前提です。それがあればこそ、異文化に出会ったとき、スパークが起こり、新しい芸術が生まれるのでしょう。

生まれ故郷がどこであれ、その土地の個性を吸収して育つことが大事だと思います。若い世代には、このことを訴えたいです。

僕のような中年には手遅れですが(苦笑)
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「ビートルズ都市論」(幻冬社新書) イッシー&バッシー 10/11/3(水) 18:11

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