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7Th Avenueさんのブログでも話題になっていましたが、表記の雑誌にPaul Simonのインタビューが載っています。
首都ワシントンのホテルにて、JFKが大統領に就任して50周年を祝うイベントに出席する前のインタビューです。
最初のページには、Gibsonらしいスモール・サイズのアコースティック(facebookのPaulのページに掲載されているのと同じギターか?)を抱えた写真があります。
新作のSo Beautiful or So Whatについて、今までにやってきたことの総集編のようなものになったといいます。でも、新作が今までのベストという意味ではない。Paulは、制作中のものには情熱を傾けるが、仕事を完了したとたんに聴かなくなるのだそうです。
Paulは車のなかで歌を書くことが好きだそうです。子供を学校に送り迎えするときに。コネチカットから街中まで40分ほどのドライブだそうです。彼の自宅は子供に合わせて動いており夜遅くまで働かないとのこと。
レコードにならなかった作品は多いかと聞かれて、ほとんどないとPaulは答えます。11曲書いたら、そこでストップするのだそうです。15曲書いて、4曲を捨てたことは無いとのこと。
Phil RamoneはPaulのコネチカットの家から15分ほどのところに住んでいて、どこかで会ったとき、Philがまた共にやろうと言い出したそうです。
Dylanに、新作に参加してほしかったかと聞かれて、そのとおりだとPaulが答えています。So Beautiful or So Whatの出だしでBob Dylanが声をいれてくれると良かったそうですが、Dylan側の回答がなかったそうです。
1999年のBobとのツアーは楽しかったかときかれて、イエスと答えています。ただし、歌を作ることについてのディスカッションはしなかったそうです。他のソングライターとも真剣に議論をしたことはないとのこと。
Bobとのツアーで、演奏中に予期できぬことが起きた時どうするのかと聞かれ、Bad musicになるだけさ、とのこと。
So Beautiful or So Whatは多くの部分がPaulの自宅のデモ・スタジオで録音されているが、その理由について;ワーナーブラザーズから離れたかったからだとのこと。最近の2作のアルバムでPaulがやりたかったことを彼らが理解していなかったのだと言います。会社側は(Paulの望まない)ヒット・シングルを作らせたかったのだそうです。
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