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サニボナーニ。
コンサート前半は去年のツアーのGracelandの曲抜きでダイジェスト
という感じでした。もう少し変えてくるかな、と思っていたので
少し残念でしたが、オーディエンスすべてが去年も聞いたわけではないので、
妥当な判断と思います。特に目新しいことはありませんでしたが、
Obvious Childで使う12弦が、去年のJames Olsonではなく、
Martin D12-28になっていたくらいでしょうか。
そのObvious Childが終わるとLBMを紹介して、Homeless。
感動的でした。ソロの二曲もポールとロイハリーのプロデュースの
Shaka Zuluのアルバムからでした。
ソロが終わるとポールが戻ってきて、Gracelandバンドの面々を
一人ずつ紹介して、全員揃ったところで、Diamonds。
実際に聞いてみて感動したのは、女性のバックグラウンドボーカルでしょうか。
去年のツアーでやった曲でも、ボーカルが入るとそれだけで
全然違った雰囲気になってすばらしい演奏でした。
3人のうち一人はオリジナルメンバーSonti Mndebeleでした。
Under African Skiesでは、Thandiswa Mazwaiだけでなく、Sontiも
フィーチャーされ、曲の前後に新たなパートが加えられて(トラディショナル?)
新たなアレンジになっていました。
(ちなみにポールはMartinの12弦を弾いていました)
映像や音源がすぐに出まわるのでしょうね。
2回目のCall Me Alはとんでもない大騒ぎで、
ポールがステージ前の観客にマイクを向けて歌わせようとするのですが、
モニターの目の前にマイクを差し出す(当然ハウる)という考えられない
暴挙までしちゃうくらい盛り上がっていたようです。
セットチェンジが激しいので、所定のギターが出てこないなど
若干のトラブルもありましたが、初日ということも鑑みて
ご愛嬌、という範囲かと思います。
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