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▼黒ぎたあさんの投稿:
>>先日、D−35Sをケースから出したら、バインディングが一部、剥がれていました。
>>自分で補修できるのか、リペアに出すべきか…
純アセトンでガッチリくっつきますよ。500mlで1000円しません。
こうもり工房であみだした手順は、以下の通り。
【材料】
アセトン、マスキングテープ、キッチンペーパ、ホビー用細筆
【練習】
ABS樹脂かセルロイドの2mm厚くらいの素材を10mmに細長く切って、細筆でアセトンを付け、木片に貼り付けて、塗布量や乾燥時間、マスキング手順の練習をします。
指に接着剤を付けず、手早くはみ出しをふき取ってテープで圧着する練習をします。圧着時にはみ出た接着剤が指につき、その指でボディを触るとボディが接着剤だらけになってしまいますので、指に着いた接着剤を拭いてから次の作業をすることを心がけてください。
【作業内容】
1.はみ出た接着剤の付着を防ぐため、ボディとバインディング表面をマスキングテープで丁寧に養生する
2.剥がれた部分をマスキングテープで3cmおきくらいに仮止めして、バインディングの収縮やボディ変形がないかチェック
3.剥がれの端から、仮止めをはずし、アセトン系の接着剤(セメダインCは乾きが早すぎて向きません)を3cm幅くらいづつ、細筆などで手早く少量塗って、指で少し先の接着剤を塗っていない部分を強くおさえ、はみ出た接着剤をキッチンペーパなどで手早くふき取る。
4. 圧着部分に2cm程度おきに、10cm長程度の長めのマスキングテープでしっかりと本止めする
5. 3-4の作業を丁寧かつ迅速に繰り返して全部接着し、接着の浮きがないことを確認して、数時間乾燥させる
6. 本止め、養生のテープを少しづつ慎重にはがし、接着不良がないかよくチェックし、不良個所はテープで印をつけていく
7. はみ出しや接着不良個所を丁寧に修正して、できあがり!
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