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▼イッシー&バッシーさんの投稿:
>何度も話題にする「I Am A Rock」です。
>「強烈な自我の独立」というか「自意識過剰」というか、オレ様は他人と距離を置くぞという宣言です。
>問題は2番、I have no need of friendship のくだりです。
>これを新曲として聴いた(聴かされた)アーティは、どう思ったでしょう?
>「ポールは、イギリスという異国で友だちができないで悩んでいるんだな。やっぱりポールにはぼくが必要なんだな」と感じたらいいのですが、「今までぼくという友人がありながら、その言いぐさは何だ!」と怒らなかったでしょうか。
なるほど・・・・う〜ん微妙ですね。
僕が前から思っていたのは、ポールはああいう言い方で、ともすれば
挫けそうになる自分を励まし、鼓舞していたのではないかということです。
ポールなりの逆説だと思います。
勿論、若さゆえの「強烈な自我」「自意識過剰」から来る「お前らには負けないぞ」というイギリスのフォークシーンに挑むような気持ちもあったと思います。
それは当然あったでしょうね。
アーティが、この歌の歌詞を読んでどう思ったか・・・・?
怒るとまではいかなくても「なんで、こんなこと言うんだ?僕がいるじゃないか」とちょっと見捨てられたような気持にはなったかもしれませんね
>まあ、アーティもアーティです。
>最近のインタビューで「S&Gの仲が悪いのは結局ポールが身長のことでぼくを妬んでいたからだ」なんて発言しています。
アーティはちょっと僻みっぽいのかもしれないですね。
最近のSunday Telegraphのインタビューでアーティは「アンチ・ポール・サイモンなことは言いたくないが、栄光を楽しまず、それに背を向けるなんてひねくれている。クレイジーだ」と語りポールをバカ者と言ったそうです。
その一方で、アーティはサイモン&ガーファンクルの再結成を望んでいるそうで「その半分である僕は“いいんじゃないか、2人が生きている間に?”って思うよ。でも、僕はもう何十年も同じところにいる。1971年と同じ場所だ」ともコメントしています。
トム&ジェリー時代に、ポールが自分に無断でソロ活動したこと、イッシーさんが指摘された「I Am A Rock」の歌詞、そして「明日に架ける橋」での、様々なイザコザと感情のすれ違い、対立がアーティにはポールの「裏切り」というある種のトラウマになって、いまだにフラッシュバックのように、その時の感情がリアルに浮かび上がるのかなと思いました。
事実、83年にH&Bのレコーディングを巡ってポールと激しい口論をした時もアーティはトム&ジェリー時代のポールの「裏切り」を持ち出して「君はあの頃とちっとも変ってない」とポールを責めてるし、ポールも「もう何十年も前のころなんだから忘れろよ」と言っても、アーティは許さなかったと言いますから
>まるで「お前の母ちゃんでべそ」といった類の、小学生の悪口レベルの発言で、ほんとにこの二人には「仲よくけんかしな」と言いたくなりました。
でも、それは、やっぱりポールのことを好きだからこそ出てくる恨み言というか「僻み」ではないかと思います。「僕はS&Gが好きで、続けたかったのに、なんで僕を捨てたの?」という感情がいまでも心の底で燻っているのかなと思いました・・・・・違うかな・・・・
まったくです。陽気にやりあってほしいですね。でも、まあさすがにもう昔のように険悪になることはないと思いますけどね・・・・
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