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▼大口さん
>次にBridge Over Troubled Waters (訳注:Waterが正しい)。私は堂々と副業をしていた。SAGやAFTRA,地方の802 ミュージシャン組合と地方の1212電気労働者組合にも会費を払っていた。Clive Davisは,コロンビアの4種の場面で私が歌うようにサインした。それで私はコロンビアのA&R部門を通じてブッキングした。私はせっせと自分自身のコロンビア側の録音を,新しい1インチの16トラック録音機で行った。その後,ある日,私の上司がやって来て,Simon & Garfunkelともう一人のエンジニアに引き渡すよう,またスタジオBにいる彼らに届けるよう命令した。
Bridgeの16トラックはDonから横取りした機械ということですか。S&Gは売れっ子だから、なんでもわがままが通ったのでしょうね。ビジネスの世界は非情ですね。
>それで,私はモンスターをスタジオBへ転がし続け,自分自身でCeceliaを聴いてみた。それは捨てられる寸前で,彼らは全く売れないと考えていた。みんなが,それを嫌っていたので,私が,とてもよい作品で好きだと言ったときは,頭に来ていたと思う。
ここ、「私はとてもよい作品で好きだと言って,彼らを叱り飛ばしてやった(I pissed them off)」だとおもいます。
Ceciliaははじめおクラ入り寸前だったのですね。大成功した後は、S&GもRoyも終始前向きだったようなこと言ってますけど。これもビジネスの世界ではありがちなこと。
>Paulがミックス室を出ようとするとき,再度,私がSounds of Silence のオリジナルをミックスし,スターダムにのし上げたのだと言ったら,「しかし,僕は____がやったと思っていた」と答えた(訳注:原文でも名前は伏せてある)。
Roy Haleeはそういう制作現場の政治に関しても一枚上手だったのでしょうね。いろんなインタビューで「S&Gをそだてたのは俺だ」と言わんばかりだし、気に入らない仕事仲間に対しては容赦ないですし、フィル・ラモーンの誘いでそっこー独立してますし、ドライで計算高い面もおおいにあるのでしょう。
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