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沸き返っているときに、ちょっと静かな話題です。
さてS&Gと言ったら「友情とけんか」の繰り返し。
談話室のご常連には特に「けんか」の歴史は、よーくご理解頂けると思います。
「友情」がフォント9なら、「けんか」はフォント48ですかね(笑い)
なんで、あの二人はそうなってしまうのか、私は考えてみました。
まず、お互い我の張り合いがあるのだろうなと思います。
そこで疑問なのは、ポールが優秀なバンドリーダーであることです。
ポールバンドの練習が厳しいことは、こうもりさんが以前メンバーから取材したとおりです。あれだけの一流ミュージシャンたちにも容赦のないポールが、「我を張らない」ことはないでしょう。
でもメンバーどおしに信頼感があり、親しき仲にも礼儀があることで「けんか」に発展せず、バンドが続いているのでしょう。
となると、対アーティのとき、ポールは「親しき仲にも礼儀」なし状態、になっていることが考えられます。いや、きっとそうなのでしょう。
なぜそうなっちゃうのか?
以下仮説です。
あの二人は小学生のときにハーモニーを作り上げ、以後そのハモりを自分たちのアイデンティとしてきたため、
大人になってからもハーモニーを作ると、当人どおしは小学生レベルに還っているのではないのでしょうか?
逆に言うと、小学生に戻らないとハモれない。
大人の付き合いをしていると、サイモン&ガーファンクルの、あの剃刀のようなシャープなハーモニーが生み出せない。
小学生に還ることで「昔取った杵柄」が蘇る。
私はそんな仮説を立てました。
ポールとアーティは、「友情とけんか」を繰り返してこそ、あの二人なのです。
正に、「仲良くけんかしな」、です。
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