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>そして、最近ふと思いついたのですが、H&BとTrainは双子
この2曲、10年間ずっと歌ってきたんですけど、H&Bはドライブ感、Trainは流麗、と私の中では別ジャンルになっていました。
両曲の共通点は「旅?交通(車と汽車)?」くらいにしか思っていませんでしたが、たしかにTrainのデモ版のアレンジはH&Bなんですよね。
'91CPのH&Bを崇拝するChokuくんも、この点にショックを受けたのか、一時期ムキになってデモ版のTrainをコピーしていました(笑)
イッシーさんがデモ版の前に、TrainをH&Bぽく、カポなしで弾いていたことがありましたね。KeyがEの曲をカポなしで、手なりで弾くとこうなるんだー、とだけ、そのときは思ったんですが、ポールのこの時期の作曲過程も同じだったかもしれませんね。
私の中では「Something So Right系」と呼んでいて、カポをつけずにフリーに弾いている曲、という分類です。
Trainがぜんぜん違う曲に進化したのは、亡きリチャード・ティーのFender Rodesの美しいアレンジがハマったためですね。ポールがギター一本で演奏すると、H&Bよりもさらに地味な、つぶやき系ソングになってしまいます。
>Trainは最初の奥さんペギーを歌い、H&Bは二番目のキャリー・フィッシャーさんを歌います。テーマは同じ。
「別れた女のことをウジウジ歌わせたら、Paulの右に出るものはない」と、秀逸な評がありましたね。誰だったか・・。
>H&Bはそのままアルバム・タイトルになりました。
>Trainは、名フレーズ、Negotiations and love songsが、後にそのままベスト盤のタイトルとなりました。
>東西の横綱でなないでしょうか。
そうですね。メロディラインと歌詞の美しさでTrain、ドライブ感のあるギターアレンジの、曲とのマッチングの完璧さでH&B、いずれも甲乙つけがたいです。
「Negotiations and love songs」がベスト版のタイトルに選ばれたのは、高校生のころからこの曲をこよなく愛してきた私には大変な喜びでした。
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