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この後,大塚さんとも連絡がとれましたが,6年前と結論は変わりません。
”ポスター”が私が見つけた物かどうか,決定的なことはわからないとおっしゃ
ています。
それはさておき,このポスター自体は,私が見るところ,1966年のオランダのT
V番組収録中のもの(ブート映像を見直したら,Leaves That Are Greenのエンディングだと見えます。)だと思いますが,ポジションマークが15フレットまでしかない,D-18の特徴を示しています。また,第7フレットのポジションマークも1個
だけです。2個あるのは第12フレットだけです。
この事からもD-18でしょう。
それも,よく見るとロング・サドルで,おなじみのグローバー・インペリアルの
ペグです。この写真はJPEGですが(笑)
Paul Simonが1960年代中盤にD-18を弾いている映像が多く残っているというのが
歴史的事実であるということですね。(もちろんそれらしい音源も)
かんたんに結論のでないことを「あぁだこぉだ」と議論するのがファンの集まり
の醍醐味(?)かも知れません。こんな楽しいきっかけを作ってくださった大塚
さんの著書「サイモンとガーファンクル グレイテスト・ヒット 全14曲ギター
伴奏付き」(昭和47年,シンコーミュージック)は,私の宝物です。
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