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昔の雑誌を眺めていたら、こんな記事が出ていました。
ポ-ルが1972年英誌Merody Makerのインタビュ−で録音技術について答えています。(MLに翻訳記事がでていました)
<ポ−ル>
僕達が初めてミキシングを自分で行ったのは<サウンド・オブ・サイレンス>のアルバムからだった。次の<パセリ>も自分で手を加えた。<パセリ>は僕達にとって最初の8チャンネル録音だったけれど、同時にCBS初の8チャンネル録音となったはずだ。
S&Gが初めて16チャンネルで録音したのは、<ボクサ−>だった。ただし、今あるような16チャンネルの機材で行ったのではなく、8チャンネル録音機を2台使って作った16で普通では考えられない方法だ。早い話が、録音スタ−トという時、2つのボタンを同時に押すという作業が必要になる。これは良いとして、2台の録音機をシンクロさせるなんて考えられない難しい作業だが、これをやったのはロイ・ハリ−だった。本格的な16チャンネルの録音設備がCBSに入ったのはしばらく後のことだった。僕達はCBSで初めて16を使ったグル−プになった。
アルバム<水曜の朝、午前3時>
<サウンド・オブ・サイレンス>
4トラック録音
アルバム<パセリ、セ−ジ、ロ−ズマリ−&タイム>
<ブックエンド>
8トラック録音
シングル<ボクサ− 、ベイビ−・ドライバ−>
変則16(8+8)トラック録音
アルバム<明日に架ける橋>
16トラック録音
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