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▼はじめたろうさんの投稿:
>▼7th Avenueさんの投稿:
>>▼ひろみつさんの投稿:
>>>僕が思っていたのは、もしも新作を作っていたら、自分達が少年時代好きで一緒に歌ってきたエヴァリーや、ドゥワップ、ロックンロールのカバーを中心にした、肩の力を抜いた気楽なアルバムを作るつもりだったのではということです。よければ、またご意見お聞かせください。
>>
>>
>>その通り、私も同じです。<明日に>の最後から2番目に<Bye Bye Love>を入れていたことも無縁ではないと思います。初心に戻ろうとの意思を感じますよね。
>>すべてポ−ルのギタ−1本でやろうと考えていたのではないでしょうか?
>
>なんだか、ビートルズのゲット・バック・セッションみたいですね。
>おもしろいです。
>
>ところで、「明日に架ける橋」自体ライブ録音、という疑惑が
>以前指摘されていたように思うのですが、その点はいかがなのでしょう?
>(趣旨が異なるようでしたら、ご指摘のうえ、無視してください)
はじめたろうさん、ごきげんようです。
「明日に架ける橋」は、ライブ録音ではないと思いますが、確かに
ご指摘のような側面があるとは言えるでしょう。
ポールが後年「Rhythm Of The Saints」のObvious Childでやったような手法の
原型のような試みを、このアルバムですでにやっていますね。
簡単に言うと「スタジオ録音とライブ録音の合成」とでも言いましょうか。
「セシリア」「Bye Bye Love」などは典型的で、特に後者は
顕著だと思います。コンサートで、聴衆に録音の旨を告げ、騒がないように
指示して、2回演奏を録音し、それを重ねたようですね。聴衆の拍手を
ドラムがわりに使うのが目的だったらしく、この実況音源にスタジオで
他の楽器をダビングしたようです。この手法は、そのまま先述のObvious Childに
受け継がれてます。
その他、タイトル曲や「ボクサー」もボーカル部分のみ教会で録音したりしてますから、そういう意味ではある種のライブレコーディングと言えなくもないですね。
S&Gの、というかポールのレコーディングプロセスはこの頃から、かなり
特種だったんだなと思います。
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