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▼こうもりさんの投稿:
>いくつかの別のステージの音源を聴き比べていたんですが、オフィシャルDVDと他の会場のステージで、MLTのアーティのコーラスがすこしづつ違うんですね。
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>で、やっぱり彼にはMLTにつけるべきコーラスのラインが5,6本常時見えていて、その日の気分やなりゆきで歌いたいところを歌っているんだな、と再確認しました。そういえばAmericaでも、S&Gでうたった録音、数はそんなにないんですが、ひとつとしてコーラスが同じものがありません。他の曲も詳しくは聴いてませんが、間違いなくコーラスはいつも違いますよね。
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>シロウトには一種類のコーラスでもちゃんと歌うのが厳しいのに、その日の気分でコーラスが変わる(コーラスですよ、ソロのラインじゃなくて)アーティ、すごいなと思います。
おお、面白いところにめをつけましたね。でも、読んでいてアーティなら
さもありなんとも思いました。
ジャズミュージシャンが毎晩、違うアドリブソロを演奏するような感覚?
いやそれとは微妙に違うかな・・・・。
こうもりさんが指摘してるように、常時5〜6種類のコーラスラインがあって
しかも、それが毎日違う5〜6種類なんですかね?それを臨機応変に
組み合わせているというか。
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>他方、ポールがスローめな曲をいつになく画一的に不自由そうに歌っているのは、アーティに自由に動きやすいようにしてあげているにちがいないです。なんかエバリーズと似てますよね。
あ、それは間違いなくそうだと思います。ソロで歌う時と違って
キチンと歌ってますよね。
>総じてソロ時代のポールは音楽的に自由でのびのびしていると思うんですけど、それはS&G頃のそうした気苦労の反動なんでしょうかね。
でしょうね。アートに比べれば、美声ではない(ポールもいい声なんですけどね)
ポールが、アートがコーラスやハーモニーをつけやすい主旋律をキチンと歌うのは
こちらの想像以上に神経をすり減らす、細かい作業なのかもしれませんね。
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>逆にMrs.Robinsonの"Hidin from the kids?"のフレーズみたいに、ポールがソロ時代風に飛ばすと、アーティは置き去りです。
ポールがソロで見せるラフで喋ってるような、そして饒舌な歌い方は
アートのようなどちらかというと誰かと会話するような歌い方は
戸惑うんでしょうかね?
相手が、いきなり話題を変えたのに戸惑うようなといいますか。
>アーティは森の中では気ままで自由な妖精なんだけど、静かな森を出て、アリゾナの砂漠やアフリカのサバンナ、ブラジルの密林のようなところで生きてゆくたくましさには欠ける、というところでしょうか。
巧い事言いますね。なるほど、なるほど。
あらかじめ敷かれたレールの上で自由では自由に変幻自在に走れるけど
そのレールを外されることには慣れていない、不得手なのかなと思いました。
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