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Gone At Lastのデモが気になって、聞き続けています。
コピーもしました。
このデモはかなり良い仕上がりだと思いますが、
それでもなぜポールは最初のアレンジを捨て、オフィシャルに至ったのか?
リチャード・ティーとの出会いではないでしょうか。
私は、この曲を初めて聞いたときの印象が忘れられません。
何が強烈かといって、あのピアノでした。
ここから私の想像です。
ポールはベット・ミドラーとのコラボレイトで、この曲をラテン風に軽快に仕上げていた。おそらく、ほぼ今回のデモに近いと思います。
その後にリチャード・ティーや、グラディ・テイト、ゴードン・エドワーズなど、地元NYのミュージシャンとセッションして、その音の太さに改めて目を見張ったことでしょう。
そのきっかけが、Gone At Lastだったのではないでしょうか。
リチャードがこの曲を弾いたとたん、ポールは、はじけとんだに違いありません。
すぐさま、このテイクに差し替えを決断したのでしょう。
Still Crazyアルバムは、タイトル曲やMy Little Townがマッスル・ショールズでリズム録りされていて、その後、ニューヨークのミュージシャンに切り替わっています。
その切り替わりのきっかけが、ここにあったような気がしてなりません。
なお、Gone At Lastデモをコピーして歌っていると、そのままLate In The Eveningにつながっていけます。
今8月のオフ会に参加できれば、このメドレーを歌いたいと考えていましたが、家庭の事情で参加でいません。残念です。
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