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こちらの部屋には初めておじゃまします。イサムと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
私も17日のLA公演を見て来ました。
二人のノドの調子が心配でしたが、最初から最後まで充分
声は出ていたようでした。何よりもステージに気力が溢れて
いるのを感じて安心しました。ツアーの初期にミシガンで
公演を行なったことを語って、“Michigan seems like a
dream to me now"だと、ポールはしゃべってましたが、これからも
続くツアー、ぜひ最後までがんばってほしいものです。
「不思議の国のアリス」のころから今年で50周年だというアートに
でもその3年後から言い争いを始めてるから論争47周年だね、と
ポールが茶々をいれて、笑いをとってました。“We don't argue
any more"とフォローしていましたが。
ステージで演奏するのは1967年以来だと言いながら演奏した
「木の葉は緑」や、冒頭の「旧友/ブックエンド」など
時の流れで否応なく自分たちに訪れる変化という現実を受け止めながら
それでもこうして歌っているのだという決意のようなものを感じました。
「ボクサー」の最後のフレーズ“But the fighter still remains"をポールが
力を込めて歌うと期せずして拍手が起こったのも、会場のかなりの割合
を占めた同年代の聴衆の共感を得たからだったような気がします。
2時間のコンサートが終わった後、会場のステイプルズセンターの外に
出てきた人たちは皆、ニコニコしていました。私自身もまた、こうして
彼らの歌を聴くことができた幸福を感じていました。それぞれソロとして
好調な彼らですが、それをいち時中断してこういった機会をもってくれた
ことに感謝、です。長文失礼しました。
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