| |
▼とらさんの投稿:
>僕も内装・インテリア・設備関係は
>全くの素人なんで、なんとも言えない
>ところは多いんですけどね(__;。
>
>昔の芝居小屋とかって、今でいうところの
>「建築家」とか「デザイナー」が介在して
>いないと思うんですよ。
>今、僕の業界で、物を作る・建てるという
>プロセスは、
>
>発注者→設計者→施工者っていう流れが
>常識的です。つまり、
>
>施主→設計事務所→ゼネコン・工務店
>
>ってことですね。
>でも、遠く昔は、下みたいな図式だった
>はずなんです。
>
>施主=設計者→施工者(鳶・大工・左官)
>
>実際に熊本城は加藤清正の設計施工ですし、
>安土城は丹羽長秀の設計施工ですしね。
>芝居小屋とかも規模の大小こそあれ
>同じようなことが言えると思います。
>
>
>だから、昔の芝居小屋なんかは、
>「ユーザーである演者が使いやすく」
>「カスタマーである観客に優しい」
>ものが出来るのはすごく当然ですよね?
>で、施工者にしてみても相手にするのは
>施主だけになるから、打ち合わせとか調整
>のベクトルが発散しなくて、いいものを
>作りやすい環境になります。
>
>今は、業界の構造が複雑・煩雑になりすぎたキライは
>ありますね。関わるすべての人を満足させる
>ものを作るのって本当に難しいです。
>
>ちょっと舌足らずなところもあるし、誤解を
>うけそうな表現もあるんですが、
>あんまり脱線してみてもなんなので、この辺で....。
なるほどなるほど、やはり専門家の言われることは説得力ありますね。
へ〜!そうなのかと思うことしきりでした。
S&Gのことから、あまり離れても何ですから、そうですね、このへんで(笑)
お話を伺って思い出したことを一つだけ。
いま、日本には「え、?こんな辺鄙な田舎に、こんな立派なホールが」
と驚くような、建築雑誌のグラビアに載っているような、ホールが
あちこちに建っているそうですが、以前、永六輔さんが指摘されてましたが
「でも、新しいのに使えない、新しいのに駄目なんです」と言われ
その例として調光室のことを挙げました。
舞台は照明が命です。そこで調光室から技術者が舞台を見ながら、
照明を調節し、舞台を演出するわけです。ところがその調光室から
舞台が見えないというホールがたくさんある。
あと、これは建て方には関係ないのですが、ホールには当然規則があります。
ところが先述の永さんと中村八大さんが、某地方のホールでコンサートを
なさった時、リハーサルでピアノを見てたら世界に数台しかないという
超一流のピアノがあり、八大さん、飛び上がって喜んで、夢中でリハーサル
なさったさて本番になると、ピアノが国産のものに変わっている。
何故かというと、そのドイツ製の世界に何台というピアノを弾けるのは
芸大出身者に限るという規則がホールにあったからで、八大さんは、早稲田
だから駄目だったらしんです。永さんは呆れるのを通り越して、怒った
そうですが、日本中の地方のホールに、この手のバカバカしい規則が
あると思って間違いないと言われてました。
本当に文化後進国ですね。なっさけない。野蛮国め!
|
|