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Mrs.Robinsonのギターリフとレッキング・クルー 大口洋一 16/5/22(日) 12:35 [未読]

Mrs.Robinsonのギターリフとレッキング・クルー
 大口洋一 E-MAIL  - 16/5/22(日) 12:35 -

引用なし
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   古いライブ録音を聞いていると,Mrs.Robinsonで,イントロのギター・リフが無く,コード・ストロークだけでPaulが弾いているものが多いです(1969のライブも)。81年CPでも,バック・バンドが似たようなのを弾いていますね。 あのリフが無いと,この曲に聞こえないのに(笑)
Paulが長い間自分で弾きたくない理由があったのでしょうか?


「レッキング・クルーのいい仕事」 (P-Vine Books) 2012
ケント・ハートマン (著), 加瀬俊 (翻訳)

という本のP377にこんなことが書いてあります「サイモン&ガーファンクルもまたこの三人組を前作となるアルバム『ブックエンド』で幅広く起用した。このアルバムにはグラミー賞を獲得したナンバーワンヒット,「ミセス・ロビンソン」が収録されていたが,当初「ミセス・ルーズベルト」という仮タイトルがつけられていたこの曲では,サイモン,ブレイン,そして(イントロの特徴的なリフを思いついた)ネクテルの三人がすべての楽器を演奏したのだった。しかし,ベースとキーボードをたった一人で担当するきつい役割がネクテルを疲労困憊させたため,ブレインの案でオズボーンを招き入れてアルバムを完成させたのだ。」

ということは,あのリフはPaulでなく,後にBridgeのピアノで賞賛されたLarry Knechtelが作者rということになります。
私が思うに,Paulは当初,自分のリフでないので,弾かなかった。しかし,後にファンのリクエストによって,あるいは,Larryに敬意を表して,また,追悼の意味で弾くようになったのではないでしょうか?
The Boxerのイントロにも似たようなことが言えるかも。
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