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1981セントラルパーク イッシ―&バッシ― 14/8/27(水) 18:34 [未読]
┣ Re:1981セントラルパーク MNishi 14/8/29(金) 21:31 [未読]
┗ 崩して歌うことを嫌う方も Re:1981セントラルパーク 大口洋一 14/8/30(土) 0:04 [未読]
 ┗ Re:崩して歌うことを嫌う方も Re:1981セントラルパーク ひろみつ 14/8/30(土) 11:16 [未読]

1981セントラルパーク
 イッシ―&バッシ― E-MAIL  - 14/8/27(水) 18:34 -

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   ニューヨークと青森県八戸市は同じ北緯41°に位置するため、気候が似通っています。8月末ともなると、めっきり涼しくなりました。

そうなると、1981年9月19日、セントラルパークで開催されたS&G復活コンサートに想いが向かいます。久しぶりに同ライブ盤を聴きました。
本編最後の『ボクサー』で涙がにじみました。
いい曲だなぁ!
何度も蒸し返しの話題ですが、このライブを語りたくなりました。

この『ボクサー』には、歴史的区切りとなるところがあります。
どのアーティストもライブを重ねるほどに、「楷書→行書→草書」の段階を踏み「崩し」が進みます。
81CPは「行書」の始まりだと思います。理由は2つあって、
(1)ポールがサムピックと、人差し指フィンガーピックを使っていること。
(2)「Lie-la-lie」が、原型を保っていること。
それ以外の各所では崩れが始まっているので、行書と判断しました。

このバージョンには、演奏のミスが2つあります。
まず、歌の出だしをアーサーが間違えて苦笑している。ま、これは、観客の拍手に合わせて、フレーズを変更したポールにも責任があります。
もう一つは、歌の5番「Leading me, To going home」のところ、コードは「Em-Am-G」なるも、故リチャード・ティーが間違えて「Em-Am-C」と弾いています。「home」が「C/G」というへんてこな和音になっています。これもご愛嬌です。
ぼくは、S&Gとそのバンドが明らかにミスした現場を、このとき初めて見ました。

1981年CPは80年代の作品ですが、演奏の傾向としては70年代の総仕上げともいえます。このライブをもって、1964年以来の第1期S&Gが幕を下ろしたのかもしれません。

続くポールの『Hearts And Bones』は、明らかに80年代サウンドに切り替わっていました。『Graceland』を頂点とする新時代へと入ったと思います。
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Re:1981セントラルパーク
 MNishi E-MAIL  - 14/8/29(金) 21:31 -

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   ▼イッシ―&バッシ―さんの投稿:
>1981年CPは80年代の作品ですが、演奏の傾向としては70年代の総仕上げともいえます。このライブをもって、1964年以来の第1期S&Gが幕を下ろしたのかもしれません。

僕も全く同じことを考えていました。87年のレターマンショーでのボクサーの演奏ではもうフィンガーピックは使ってなくて、サウンドや奏法が大きく変わってきています。この変化にはヤマハのギターを使うようになったことも影響していると思っています。

それと81CPではあまり感じなかったのですが、83年のレターマンショーではアーティーの髪も変わり始めていますね(笑)。いろいろな意味で80年代前半は転機だったのかもしれませんね。
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崩して歌うことを嫌う方も Re:1981セントラルパー...
 大口洋一 E-MAIL  - 14/8/30(土) 0:04 -

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   ▼イッシ―&バッシ―さんの投稿:

>この『ボクサー』には、歴史的区切りとなるところがあります。
>どのアーティストもライブを重ねるほどに、「楷書→行書→草書」の段階を踏み「崩し」が進みます。

こんにちは。

崩して歌うことを嫌う方もいらっしゃるようです。

8月25日,妻のおともで日本武道館へ出かけました。The Alfeeのデビュー40周年記念イベントを観るためです。彼らは洋楽のコピー(S&G,CSN&Y,ビージーズからクイーンやツェッペリンなど幅広く)から始めて,プロになり還暦を迎えた人たちです。
彼らにとって記念すべき曲,The Boxerのカバーを演ったあと,リーダーの高見沢俊彦が言います「僕らは完全コピーを出来る。この前(2009年のことか?)S&Gを聴きに言ったけど,崩して歌っていたね。ライ・ラ・ライがハモっていない!」という意味のことを残念そうな言い方。
僕などはレコードの音を聴きたければレコードを聴けば良いと思っています。ライブはミスも含めて味わうものだと思っています。オーディエンスもパフォーマーも生身の人間ですものね。
どちらも熟していく。
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Re:崩して歌うことを嫌う方も Re:1981セントラル...
 ひろみつ E-MAIL  - 14/8/30(土) 11:16 -

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   ▼大口洋一さんの投稿:
>
>崩して歌うことを嫌う方もいらっしゃるようです。

なるほどと思って拝見しました。
崩して歌うのを嫌うのは、特に聴く側はそういう人多いでしょうね。
「変なアレンジしないで、レコード通り歌え!」って思うのは
オリジナルを最も尊重する聴き手としては、当然でしょうし
それが人情だと思います。

でも、歌う側、特にポールのように作った人は、もう何千回も謳ってるから
「もういいよ、この歌歌いたくないよ」という気持ちは正直あると思います。

でも、昔、ポールがS&G時代に、みんなが「SOS」を聞きたがる、新曲なんか
求めてない、だからツアーに出るのが嫌になるんだとボブ・ディランに
相談したら、ディランは「でも、俺が君たちのコンサートに行ったら
やっぱりSOSやスカボローフェアを聞きたいと思うぜ」と言ったことがありましたよね?

ポールも、それはわかってるけど、正直飽きてるから、せめてもの抵抗(?)
として崩して歌いたくなるんだろうと思います。
ボクサーも、スタジオ録音したオリジナルは、トラヴィス・ピッキングで弾いていますが、ライブではミディアムテンポのアルペジオで演奏してますね。

これは、ポールに限らず、日本でも例えば演歌歌手でも、お馴染みのヒット曲は
崩して歌う人がいます。美空ひばりなんかもそうでした。

歌いたくないんですよね。もう数えきらない程、歌ってるから、でもお客さんは
その歌が聞きたいとわかってるから、崩して歌うんだろうと思います。飽きてるから、少しでも新鮮な気持ちで歌うために、どうしても崩してしまうんじゃないかなと思います。

そういう意味では、アーティは特別だなと思います。
僕は、昔のS&G時代の歌でも、何度でも愛情を込めて歌えると確か言ってたことが
あると思います。

>僕などはレコードの音を聴きたければレコードを聴けば良いと思っています。ライブはミスも含めて味わうものだと思っています。オーディエンスもパフォーマーも生身の人間ですものね。

同感です。ライブは生き物だと思います。
その時一回こっきりの物だと思います。そして、聴衆は意識はしてないけど
崩して歌っても、アレンジを大幅に変えていても、ミスをしても、それも全部
ひっくるめて、どこか「ドキュメント」として見ているんじゃないかと思います。

また「いいコンサート」の基準も、いろいろだと思います。
全曲、完璧!素晴らしかった!というのもあれば、20曲やって、18曲は
ボロボロでも、2曲だけ絶品だったら、その2曲で「いいコンサート」に
なることもあるし、本当にコンサート、ライブって生き物だと
思いますね。
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