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Dsus4さんはじめまして。ampmと申します。
▼Dsus4さんの投稿:
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>それより心配なのは、二人がなんか喋っても、私には全く聞き取れないだろうということです。
そうなんですよね。字幕でも出してもらえれば、まだなんとか・・・(笑)。
万一、二人に「何を話しても反応がないので、早く次の曲にいっちゃおう」なんて思わせたりしたら、申し訳ないことでもあります。
ということで、BodoさんのサイトにGerardさんが書かれたAucklandのレビューを訳してみましたので、よろしければ、予習をご一緒に。
(間違いがあると思いますので、英語にお強い方はどんどん赤ペンを入れてください。お願いします。)
ちなみに、項立て(番号の付与)は自分が行ったものです。
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1.トム&ジェりー
(1)一日目は、アーティから、おなじみの「白ウサギが主役」という話があって、これにポールが「ちょうど”セールスマンの死”の劇で、ある役をやり終えたところだったので、それほど重くない(白ウサギの)役はありがたかったんだ」と応答した。
(2)二日目はアーティが「自分のチェシャ猫は第二の主役だったけど、ポールの白ウサギは…第三の主役だったんだ」と突っ込んだ。
ポールはこれを受けてこう切り返した。
「白ウサギが主役だってことくらい、みんな知っているよ。実を言うと、もうすぐ新しいS&Gの伝記が出版されるのだけど、その題名は”白ウサギとその他の仲間たち(White Rabbit and Other Friends)”というんだ。」
(3)ポールは続けて<おどけながら>「僕たちは、グループ名をもっと受けのいい名前に変えないままトム&ジェリーとして出発したのだけれど、自分としてはずっとトム&ジェリーのままの方がよかったと思っている。」
(4)さらにポール。「トム&ジェリー時代に二人でタレント・コンテスト(訳注:学校ののど自慢大会のようなものでしょうか?)に出る際には、自分たちで作った曲を歌っていた。
でもコンテストには、美声の持ち主でダニーボーイを歌うX君(訳注:Gerardさんが、名前を忘れた、と書いています)という男子生徒が参加していて、先生のお気に入りである彼がいつも優勝するのだった。
いよいよ演奏開始というときになると先生がこう言ったもんだ。
『皆さんがX君のダニーボーイを聴きたがっているのはよくわかっています。けれども、最初に、こっちにいる二人が自作曲を歌うのを聞かねばならないのですよ!!』」
2.Aucklandのエピソード
(1)The Only Living Boy In New Yorkが始まらんとする時、ステージ右サイドにいた聴衆の 一人がThe Boxerをリクエストした。
ポール「もう僕らはあの曲はやらないんだ。最近は、あの曲をやっても少しも面白くなくてね…。でも、次の曲は同じアルバムからの一曲です。」
後でThe Boxerをやるとき、ポールはリクエストをした聴衆がいる方に向けてギターイントロを奏で始めた。あたかも「あなたのリクエストにお応えしますよ( here this ones just for you)」と言わんばかりに。
(2)ポールは Leaves that are Greenの演奏を少しだけ中断した。
”I’m 22 now but I won’t be for long, time hurries on” のところで、実年齢との差のあまりの大きさに聴衆から忍び笑い( muted audience laughter)が起こったのだ。
<この時、ちょうどスクリーンにはポールの顔が大写しされていた。>
ポールは「少しだけ考える時間をください(Um, let me think about that for a moment)」と言い、…そして演奏を続けた。
演奏が終わったとき、会場はピンが落ちる音さえ聞こえるくらいの静けさに包まれた。曲とポールの演奏が聴衆を魅了したのだ。それくらい素晴らしい演奏だった。
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以上です。長々と失礼しました。
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