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ご無沙汰しております。Chokuです。
いつも通り引きこもっていましたが、千原さんのお名前を拝見して
ぜひともご挨拶と簡単なFarewell Tourのご報告を、と思いました。
2011年ロンドン・ユーストンでは大変楽しいオフ会(?)でした。
今回のツアーは、MSGの二日目と最終日の2公演に弾丸で行ってきました。
結局2公演とも最前列でみてしまいました。
(最終日も会場についたら血が騒いで・・・)
最後ということもあって、日本からもたくさんの方々が参加されたようで、
これからたくさんレポートが上がると思います。
私からはギターに関することを少しだけ。
5月の公演で、大口さんと現地でお会いできれば、とご相談していました。
私は渡米をキャンセルしたのですが、約束を果たせないまま、
とても悲しいお知らせを聞くことになりました。
長年ギターの話題でわいわいと盛り上がり、いつも貴重な情報を教えてくださった
大口さんにご報告が届けば、と思います。
ポールの使用ギターは大きく変わることはありませんでした。
・Martinの黒いギター(000サイズの黒ピックガードがついていました。装飾はOM-42PSに似ていますが指板ジョイント周りの貝が省略されていたり、全く同じではないようです)
・Martin OM-42PS (レギュラー、全音下げ)
・Martin D12-28 (The Obvious Child カポ2で弾いてましたので半音下げてるのかと)
・Yamaha黒 (Dazzling Blue 7カポで。YTOのころよく登場していた内部も黒塗装のある装飾も派手目なバージョンだと思います)
エレキは
・いつものFlip Scipioのハイストリング
・Fender(テレキャスっぽいですけど、詳しくはわかりません。LITEのみ
https://www.youtube.com/watch?v=CBnA7bnSapc)
アコースティックのハイストリングを使わないという近年の傾向はそのままでした。
もう一つ大事なのは、Vincentに代わってギターを弾いていた
Biodun Kutiですが、非常に印象的でした。
特にSpirit VoicesをVincentとは違ってカポを使わずに弾いていたのは
驚きでした。フレーズはオリジナルに忠実に弾いているように聞こえるのですが
やはり彼独自の雰囲気もありました。
ナイジェリア出身の若いギタリストで、21日の公演後にバキチの計らいで
うらうめさんと4人でご飯を食べ、その時にいろいろ聞かせてくれました。
一番印象に残っているのは、Vincentの演奏が自分の音楽に
とても近いので、それを最初に聞いたとき「同じ言葉を話しているようだ」と
感じて、すぐに難なく弾くことができた、ということでした。
ポールもそれがよくわかっているようで、コンサート中では
この二人のギタリストに最大限の敬意を払って紹介をしていました。
バキチは自分の息子をみるかのように、
若い世代の活躍を喜び、さらなる飛躍を願っているようでした。
ポールも、こういう新しい才能との出会いがまだまだあるとなると
Come Back Tourを検討する日も近いかもしれません(笑)
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これで1999年から続けた海外公演追っかけもひと段落でしょうか。
少しほっとしてます。遅れてきた世代として、「今のポール」を
少しでも多く聴きたい、と思って続けてきてS&Gを含めると
40公演近く聞くことができました。
ツアーをずっと続けてきてくれたポールに感謝するのはもちろんですが、
各会場で出会ったファンや、バックステージであったミュージシャンや
スタッフのみなさんに感謝の思いが溢れます。
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