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コンドルは飛んでいく イッシー&バッシー 10/4/17(土) 10:02 [未読]
┗ Re:コンドルは飛んでいく 大口洋一 10/4/17(土) 23:15 [未読]
 ┗ Re:コンドルは飛んでいく 大口洋一 10/4/18(日) 17:14 [未読]
 ┗ Re:コンドルは飛んでいく Dsus4 10/4/19(月) 0:14 [未読]
 ┣ Re:コンドルは飛んでいく 大口洋一 10/4/21(水) 23:15 [未読]
 ┗ Re:コンドルは飛んでいく 大口洋一 10/4/22(木) 22:26 [未読]

コンドルは飛んでいく
 イッシー&バッシー  - 10/4/17(土) 10:02 -

引用なし
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   今朝の朝日新聞別冊beの「うたの旅人」という特集で、「コンドルは飛んでいく」が取り上げられています。

S&G版では「ロス・インカスによる18世紀のペルー民俗音楽」とクレジットされていましたが、実際の作曲者が判明したというリポートです。

ダニエル・アロミア・ロブレス(1874-1942)という人でした。
子息のアルマンド・ロブレス・ゴドイさんにインタビューしています。
ダニエルは地元の民俗音楽の保存に全精力を傾けた音楽家だったそうです。El Condor Pasaは、同名のオペレッタの序曲として1912年に作曲され、翌1913年に初演されたそうです。オペレッタは忘れ去られましたが、この曲はメロディーの美しさで演奏され継いできたとのことです。
2013年には100周年になりますね。

今、手元のブルースペックCDを見たら、
-D.A.Robles-J.Michberg-P.Simon;English Lyrics-
と、ちゃんとクレジットされていました。

ダニエル本人は民俗音楽保存活動が一番だったそうで、もしこの曲が世界中で有名と知ったら「大笑いするだろう」と子息は語っています。

私事ですが、私の母は生前この曲が大好きでした。
「英語は判らないけど、メロディーだけで生まれ故郷の山や川の景色が浮かぶ」と言っていました。

本当に力のある歌だと思います。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB720; GTB6.4; .NET C...@user209072.htv-net.ne.jp>

Re:コンドルは飛んでいく
 大口洋一 E-MAILWEB  - 10/4/17(土) 23:15 -

引用なし
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   ▼イッシー&バッシーさんの投稿:
>今朝の朝日新聞別冊beの「うたの旅人」という特集で、「コンドルは飛んでいく」が取り上げられています。
>
>S&G版では「ロス・インカスによる18世紀のペルー民俗音楽」とクレジットされていましたが、実際の作曲者が判明したというリポートです。
>
>ダニエル・アロミア・ロブレス(1874-1942)という人でした。

朝日を読んだら、S&Gのアルバムにクレジット(作者名などの記録)が無いので、息子さんが訴訟を起こしたのですね。

アナログ盤のKCS 9914の裏を見ると、「Arrangement of 18th-Century Peruvian Folk Melody by Jorge Milchberg...」となっています。本来の作者がわからず、当初はペルー民謡と思っていたのでしょうね。

日本の音楽界では、「イムジン河」にも似たような話がありますね。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefo...@ntaich099162.aich.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

Re:コンドルは飛んでいく
 大口洋一 E-MAILWEB  - 10/4/18(日) 17:14 -

引用なし
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   ▼大口洋一さんの投稿:

>アナログ盤のKCS 9914の裏を見ると、「Arrangement of 18th-Century Peruvian Folk Melody by Jorge Milchberg...」となっています。本来の作者がわからず、当初はペルー民謡と思っていたのでしょうね。
>

上記のKCS 9914とは、 Bridge Over Troubled Waterです。
2年後発売のKC31350 Simon and Garfunkel's greatest hit's
のLPジャケット裏面では "El Condor Pasa" by Paul Simon, Jorge Milchberg and Daniel A.Roblesとなっています。2年間の進歩でしょうね。
ただ、Bridgeのジャケット裏面は更新されず、CD化されたときのブックレットなどで表記されているのみのようですね。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefo...@ntaich355168.aich.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

Re:コンドルは飛んでいく
 Dsus4  - 10/4/19(月) 0:14 -

引用なし
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   ▼大口洋一さんの投稿:
>>アナログ盤のKCS 9914の裏を見ると、「Arrangement of 18th-Century Peruvian Folk Melody by Jorge Milchberg...」となっています。本来の作者がわからず、当初はペルー民謡と思っていたのでしょうね。

ポールがそう認識していたということは、ロス・インカスの人達も
作曲者のことは知らんかったんでしょうか?

朝日新聞には「英語の歌詞には、コンドルのコの字もない」
と書かれていましたね。
確かに「鳥」関係の単語はswanしかないけど、
Like a swanが Like a condorだと歌いにくい気が・・

20年以上前の話ですが、40人くらいの小学6年生にこの曲を聞かせてみた事があります。
インスト(演奏していた楽団は忘れた)とS&G版の二種類。
すると(英語など全くわからないのに)歌の入ったS&Gのほうが断然いいと言いました。驚いたことに、全員が、この曲が「好き」だとも。
ある男の子いわく、「北島三郎の『与作』に似とる!」
えーっ!?と思いつつ、妙に納得してしまったりもしました(笑)

私はポールがセサミ・ストリートで、クラシック・ギター(?)を弾きながら歌っていたバージョンが好きです。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB0.0; YTB730; .NET CLR 1....@FL1-122-131-38-12.ehm.mesh.ad.jp>

Re:コンドルは飛んでいく
 大口洋一 E-MAILWEB  - 10/4/21(水) 23:15 -

引用なし
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   ▼Dsus4さんの投稿:
>ポールがそう認識していたということは、ロス・インカスの人達も
>作曲者のことは知らんかったんでしょうか?

手元のロス・インカスのアナログ・シングル Philips SFL-1278 を見てみると:

EL CONDOR PASA (El Inca)-Yaravi
LOS INCAS
とだけあって、作曲者ロブレスの記載がありませんね。

このサイト
http://www.musica-andina.jp/~dic/cgi/find.cgi?S=51&C=&I=10&K=japon
によると、El Incaとは、ホルヘ・ミルチベルグのことだそうです。

>私はポールがセサミ・ストリートで、クラシック・ギター(?)を弾きながら歌っていたバージョンが好きです。

私も大好きです。これですね↓
http://www.youtube.com/watch?v=1-yxH66-F-Y
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefo...@ntaich356112.aich.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

Re:コンドルは飛んでいく
 大口洋一 E-MAILWEB  - 10/4/22(木) 22:26 -

引用なし
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   ▼Dsus4さんの投稿:

>ポールがそう認識していたということは、ロス・インカスの人達も
>作曲者のことは知らんかったんでしょうか?
>

Dsus4さんのご推察のとおり、ロス・インカス自身がロブレス作曲ということを意識していなかった可能性があります。

週刊FM、1974年4月29日号P72-75に「特別インタヴュー 加藤登紀子×ウルバンバ」というインタビュー記事があり、加藤登紀子にウルバンバ(主としてホルヘ・ミルチベルグ)が答えています。そのなかから少し関連部分を引用します:

加藤: そうですか!ずいぶん歴史があるんですね。ところで、まず伺いたいのは「コンドルは飛んで行く」についてなのですが、この曲はふるくからあって、アルゼンチンの人々がよく歌っていた歌なのでしょうか。
ウルバンバ: はい、昔のインカ帝国の王室の音楽だったんです。歌うには、ケチュア語で歌っていたようです。
加藤: するとポール・サイモンはケチュア語で歌われているものを翻訳したのですか、それとも新しく作詞したものなのでしょうか。
ウルバンバ: 新しく作ったのです。
 私たちは1965年にポール・サイモンがパリに来たときに共演しました。そのとき、私たちがやっていた音楽、つまり「コンドルは飛んで行く」をポールはたいへん気に入って、「この曲はレコードになっているのか」とたずねたんですよ。私たちはロス・インカスとして2年前にレコーディングしていたので、そのレコードを彼に渡しました。
 そのあと、ポールはアメリカへ帰りガーファンクルとデュエットした「サウンド・オブ・サイレンス」などでがらっと人気が出たんです。そして、「コンドルは飛んで行く」をレコーディングする権利をくれといってきて、その後できあがったのが、あのレコードだったのです。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefo...@ntaich356094.aich.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

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