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「サウンド・オブ・サイレンス」 ひろみつ 14/2/4(火) 12:19 [未読]
┗ Re:「サウンド・オブ・サイレンス」 大口洋一 14/2/8(土) 13:38 [未読]
 ┣ Re:「サウンド・オブ・サイレンス」 ひろみつ 14/2/10(月) 4:55 [未読]
 ┗ Re:「サウンド・オブ・サイレンス」 イッシー&バッシー 14/2/10(月) 16:38 [未読]
 ┗ Re:「サウンド・オブ・サイレンス」 ひろみつ 14/2/11(火) 1:36 [未読]

「サウンド・オブ・サイレンス」
 ひろみつ E-MAIL  - 14/2/4(火) 12:19 -

引用なし
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     いま「ボブ.ディラン解体新書」(中山康樹著・廣済堂新書刊)を読んでいるんですが、その中にS&Gの「サウンドオブサイレンス」の一般に知られている「ポールとアーティに無断でエレキ12弦ギター、ベース、ドラムをダビングした」という伝説についての記述がありました。

それによると、真相はこうです。1965年4月5日、トム・ウィルソンはS&Gの2人をスタジオに呼び、エレクトリックギターを加えたバンド編成でレコーディングを行いました。レコーディングしたのはポールの書いた「どこにもいないよ」と「はりきってゆこう」の2曲で、後日トランペットとストリングスが新たにダビングされました。

その時、ポールとアーティは自分たちがエレクトリックなフォークロックな方向に向かっていることを察知したそうです。だから、「SOS」のフォークロックバージョンを聞いて2人が「ビックリした」という世間で知られてきたエピソードは成立しないということになります。

そして「SOS」のオーバーダビングに参加したミュージシャンですが、これまではディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」のレコーディングに参加したセッションミュージシャンを、そのままスタジオに残して「SOS」のオーバーダビングを行ったと言われていますが、実際に参加したのは・・・・

ヴィニー・ベル(エレクトリック・ギター)
アル・ゴーゴニ( ” )
ボブ・ブッシュネルあるいはジョニー・マチョ・ジュニア(ベース)
ボビー・グレッグあるいはマディ・サルツマン(ドラム)

という顔ぶれで。ディランのセッションとは何の関係もないそうです。
<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)@em36-246-8-45.pool.e-mobile.ne.jp>

Re:「サウンド・オブ・サイレンス」
 大口洋一 E-MAIL  - 14/2/8(土) 13:38 -

引用なし
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   ▼ひろみつさんの投稿:
そして「SOS」のオーバーダビングに参加したミュージシャンですが、これまではディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」のレコーディングに参加したセッションミュージシャンを、そのままスタジオに残して「SOS」のオーバーダビングを行ったと言われていますが、実際に参加したのは・・・・
>
>ヴィニー・ベル(エレクトリック・ギター)
>アル・ゴーゴニ( ” )
>ボブ・ブッシュネルあるいはジョニー・マチョ・ジュニア(ベース)
>ボビー・グレッグあるいはマディ・サルツマン(ドラム)
>
>という顔ぶれで。ディランのセッションとは何の関係もないそうです。

この話,11年前にも話題になって,ぼくも調べた結果をまとめました。
http://homepage2.nifty.com/y-s-page/SOS_band.html

結論をいうと,アル・クーパー(Dylanの,その録音に参加した)が否定しているので,「そのまま残して。。」はないでしょうね。

今年4月のDylanの名古屋のチケット買えなかったです!
<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@ntaich246159.aich.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

Re:「サウンド・オブ・サイレンス」
 ひろみつ E-MAIL  - 14/2/10(月) 4:55 -

引用なし
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   ▼大口洋一さんの投稿:
>この話,11年前にも話題になって,ぼくも調べた結果をまとめました。
>http://homepage2.nifty.com/y-s-page/SOS_band.html

そうでしたね。思い出しました。ちょっとしたところから
おひれがついて、大きくなってロック伝説になっていくのかもしれないですね。
そういえばボブ・ディランがニューポートフォークフェスティバルで
エレキギターを持って、バンドでフォークロックをやった時、保守的なファンから
ブーイングの嵐と野次で、途中でやめてステージを降りたという有名な伝説も
事実はだいぶ違うようですね。確かに野次はあったけど、ごく一部の客で
ほとんどの観客はディランの新しいサウンドを歓迎したらしいですからね。
>
>今年4月のDylanの名古屋のチケット買えなかったです!

来日しますね。今回はキャパの比較的小さいライブハウスクラスの会場での
オールスタンディングのライブらしいですよ。
<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)@em36-246-8-45.pool.e-mobile.ne.jp>

Re:「サウンド・オブ・サイレンス」
 イッシー&バッシー E-MAIL  - 14/2/10(月) 16:38 -

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   ▼大口洋一さんの投稿:
>この話,11年前にも話題になって,ぼくも調べた結果をまとめました。

ひろみつさん、大口さん、貴重な話題をありがとうございます。
中山氏は別の著作で「エレキ版『サウンド・オブ・サイレンス』誕生と大ヒットの解明は、ロック史上、最重要課題である」と論じています。
小生もできるだけ事実関係を明らかにして置くべきだと考えます。
後世に、間違った解釈が残らないよう願います。

小生も、水曜の朝バージョンと、エレキバージョンの、サウンド面、ミキシング面での違いを、今後も研究していきたいと考えています。

小生は、中1のときにエレキ版にノックアウトされていますので、あれこそ、サウンド・オブ・サイレンスです(笑)
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_6; ja-jp) AppleWebKit/525.27.1 ...@p11019-ipngn701okidate.aomori.ocn.ne.jp>

Re:「サウンド・オブ・サイレンス」
 ひろみつ E-MAIL  - 14/2/11(火) 1:36 -

引用なし
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   ▼イッシー&バッシーさんの投稿:
>▼大口洋一さんの投稿:
>>この話,11年前にも話題になって,ぼくも調べた結果をまとめました。
>
>ひろみつさん、大口さん、貴重な話題をありがとうございます。
>中山氏は別の著作で「エレキ版『サウンド・オブ・サイレンス』誕生と大ヒットの解明は、ロック史上、最重要課題である」と論じています。

同感です。今のところ、強く予想できる事実は1965年の4月5日にS&Gはトム・ウィルソンの呼び出されて「どこにもいないよ」と「はりきって行こう」をレコーディングし、その時のロック風のアレンジにされたことで、自分たちの音楽もフォークロックの方向へ進むのを、察知したというか、予感したことで、「SOS」が新たにオーバーダビングされたのを知らなかったのは事実ですが、それを知らされた時、薄々フォークロック調のアレンジが施されたのを予感していたのではないかということです。

そして、これまでの「伝説」で言われてきたように、「ライク・ア・ローリングストーン」のレコーディングセッションに参加したミュージシャンがそのままスタジオに残って「SOS」のレコーディングに参加したのは、アルクーパーが否定したことで、ある種の「都市伝説」であったことで、ディランのセッションとは無関係だということですね。
<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)@em36-246-8-45.pool.e-mobile.ne.jp>

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