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From: けん
<kenfjt@kawachi.zaq.ne.jp>
Subject: Re: ギター練習にはどんな曲が・・・?
Date: 2002/02/21 01:20:25
Reference: player/00493
けんです。
こうじさん、初めまして。
ギターをコピーするには、完全耳コピもありますが、
手っ取り早いのは、楽譜を入手することです。ピアノ譜
でも構いません。そこで、何カポで弾いているのかを
見抜くことが大切です。例えば、キーがEbだったら、
1カポでDで弾いているのか、3カポでCで弾いている
のか、6カポAなのか、8カポGなのか、11カポEなのか
(こりゃないか)、これが分かれば、コピーは半分
終わりです。
それと、ラムこさんのHP「Still Crazy」の「ポール
大辞典」にもありましたが、ポールの曲は、1曲コピー
すると、数曲が芋ヅル式にコピーできます。
ポールは特異なコードをよく用いるのですが、同時期に
作った曲には、同じ押さえ方が頻繁に出てきます。
例えば、Scarborough Fair のイントロの、
1 2 3 4 5
1 +−+−+−+−+−+−
2 +−+−+●+−+−+−
3 +−+−+−+−+−+−
4 +−+−+−+●+−+−
5 +−+−+−+−+−+−
6 +−+−+−+−+−+−
の押さえ方は、5弦5フレットを追加すれば、
Most Peculiar Man のイントロになるし、Duncan
(ライブ)にもこの押さえ方がDのときに出てきます。
6弦5フレットと1弦5フレットを追加すれば、
Kathy's Song の間奏や、Flowers Never Bend のサビ
になります。
もう一つ、ポールがよく用いる押さえ方として、
Gコードのときに、
1 2 3 4 5
1 +−+−+●+−+−+−
2 +●+−+−+−+−+−
3 +−+−+−+−+−+−
4 +−+●+−+−+−+−
5×+−+−+−+−+−+−
6 +−+−+●+−+−+−
と、押さえて、ConGとするのがあります。
これは、Kathy's Song, I Am A Rock, April Come
She Will, Slip Slidin' Away など、ほとんどの曲で
使用されているといってもいいでしょう。
同じ押さえ方をしているのに、曲によって、まったく
違って聞こえるというあたりが、ポールの才能でしょうね。
コピーする側としては、それにだまされてはいけません。
私も新しい曲に挑戦はするのですが、最近は、ギターの
コピーより、歌詞が覚えられなくて困っています。
もう、歳ですね。