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▼GACHAさんの投稿:
>イギリスでのポールや他のミュージシャンどうしの刺激や交流については
>興味はあれども私では把握しきれないので
>またお逢いした時に解説&実演まじえて、教えて下さいね。(理解力低いと思いますが^^;;;)
ポールは60年代半ば、ヨーロッパ特にイギリスを中心にソロで活動していました。
その時に、交流を持っていたのが、故バートヤンシュ、jジョンレンボーン、マーチンカーシー
デイビーグレアムと言った人達で、特にデイビーグレアムは、あの「Anji」の作者で
この曲を教えてくれた人でもあり、お互いにとても仲がよく、同じアパートに暮らしていたそうです。
「Sound Of Silence」のアルバムでAnjiを取り上げたのはデイビーがお金に困っていて
印税で生活が成り立つようにとポールが取り上げたんだそうです。
この曲は他のミュージシャンのあいだでも有名で、バートヤンシュも、そしてこれからお話する
ジョンレンボーンも弾いています。
ポールはこのイギリス時代にギターの腕前を格段に向上させていて、バートとジョンには奏法の上で
かなり影響を受けています。
Scaroborugh Fairでのポールのギター演奏の不協和音を巧みに使った、あの有名なフレーズは
ジョンレンボーンの影響が強いです。またジョンもこの曲を自分のアルバムで取り上げていて
ジョンのバージョンはインストルメンタルで7分以上あります。
ジョンレンボーンもポールの「木の葉は碧」をカバーしています。
ジョンレンボーンはクラシックギターから入った人で、彼のギタースタイルはクラシック、フォーク
ジャズ、ブルース、ラグタイム、ケルト音楽、アイリッシュ民謡、中世のバロック音楽、ルネッサンス音楽などが
一体になった独特の物で、69歳になった現在はほとんど生ギターでクラシックを弾いているような感じです。
彼のギターソロ曲はどれもテクニック的にも難易度が高く、難曲ばかりで、超絶技巧の持ち主です。
アメリカのプレイヤーにはないヨーロッパならではの陰影、陰りがあって僕が大好きなギタリストです。
http://www.youtube.com/watch?v=3_1LyoVC3tA
この映像は74年頃の物で「Rosslyn」という曲で、僕もよく弾く曲なんですが、独特でしょ?
ポールも好きなギタリストとして、バートとこのジョンの名前を挙げています。
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