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▼高柳さんの投稿:
>恩蔵茂さんの新刊「FM雑誌と僕らの80年代 『FMステーション』青春記」
>(河出書房新社 本体 1700円)には、サイモンとガーファンクルの面白い
>エピソードがいくつか出て来ます。オススメします。
☆高柳さん今晩は。
書籍情報ありがとうございます。
書店で見つけました。(いい場所に並べてありました)
実際FMステーションを青春期に購読していた読者にはたまらない内容だったのではないでしょうか。
私は音楽情報から最も遠い状態で青春期を送ったものですが
ざっと目を通しただけでも(すみません立ち読みです^^;)十分面白さが伝わりました。
物を作る側の人の話は好きです。
編集の話ともなるとPTA広報をかじっていたので
プロはこううなんだ〜という思いと
プロでもこうなんだ〜という思いが入り混じり
ぐいぐい引っ張られました。
時代の流れと共に変わる呼び名のお話とか
ロック好き反骨精神ばりばりの才媛記者の判断で企画からあわやはずされそうになった話とか
舞台裏が楽しい。
インタビュー苦労談など、なるほどそんなこともあるんだなぁとか、記者魂とか、体験談も楽しい。
歌手の名前や、当時の出来事などを知っている読者にはもっとぴんと来るのではないでしょうか。
子供向けと言われ、熱気にあふれる投書欄の話題はS&Gに関係なくとも興味がそそられました。
この夏、ひょんなことからマンガ「ワンピース」(少年ジャンプ連載)の単行本を読み、子供向けの良質な作品を堪能しましたので
よけいに反応したかもしれません。
このマンガは前からいい作品だという認識は持っていましたが
長編なので手を出していませんでした。
今回最新刊まで短期間のうちに読み、久しぶりに子供向けの素晴らしい作品に強く感動していたんですけど
その単行本の中に読者欄があって、Q&Aや、イラスト満載の楽しいページが構成されています。
子どもの視点、(時には大人も 笑)それへの作者の対応(楽しんでいますね〜)
どんどん成長するイラスト投稿者レベル。
凝らされる創意工夫。
新しく入る若年者ファンにも温かい目が向けられていて、幼い絵も大事にされています。
この作品に出会えた読者の子どもたちは幸せだなぁと感じていました。
『FMステーション』の読者投稿欄の熱気の記述には同じにおいを感じました。
(実際に『FMステーション』の記事を見たことはありませんけど)
読者欄には投書を選ぶ側の意識が如実に反映されているんですね。
こうした子ども時代のわくわくするハイレベルな体験は、貴重な思い出に、時には人生の土台のひとつになるかもしれません。
その子どもたちが大人になった時に、新たに価値をきちんと認め、次につなげようという動きをおこせば
若者文化はスタンダードになり、文化として認められていく・・・
だから子供向け、もしくは若者向けって、実はとても大切だと思うのです。
(子供騙しだったり、売れたらいいといういい加減なものも多いですけどね。)
・・・すみません、話が逸れすぎたかな。
『FMステーション』などを通して熱心に音楽を聴いて育った人々にも豊かな音楽原体験や思い出が根付いているんだろうなぁと、立ち読みしながら(すみません^^;)ぼんやりとそんなことを感じておりました。
(要注意!
私は空想人間なので、本の趣旨からはずれていると思います。
ごく一部目を通しただけの勝手な空想なので、まだ読まれていない方は参考になさいませんように)
> 「ビートルズから始まるロック名盤」
高柳さん、こちらはまだ見つかりませんでした。
また見つけるのを楽しみにしたいと思います。
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