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Silenceさん、ありがとうございます。
角川女優以降の原田知世さんについて、詳しい方は限られるんじゃないでしょうか。
「時をかける少女」で、あまりに鮮烈な映画デビューを飾ったあとも、角川映画に
出演し続け、少女の輝きをスクリーンに永遠に刻んだ知世さんですが、それ以降は
テレビドラマでも映画でも、歌でも、なかなか大ヒットには恵まれず、いつの間にか
知る人ぞ知る存在になっていきました。でも、変わらず知世さんを見続けて来た私には、
ずっと現在進行形の女優(&シンガー)さんです。
2月に大阪で行われたライヴには感動せずにいられなかったのですが、その理由を
いくつか列挙してみると、
1、前から数列目の、しかもフロントという恵まれた席で、終始目の前に知世さんが
いたこと。落ち着いた雰囲気の会場に、今の知世さんは、とても似合っていました。
(サンケイホールブリーゼは、私の今までのライヴ体験の中で、最高の会場でした)
2、ギターを弾きながら歌う知世さんを初めて見られたこと。
3、私にとって4回目の知世さんのライヴだったのですが、今までになかった、新たな
演出が見られたこと。
4、10代の頃の名曲「地下鉄のザジ」を歌ってくれたこと。新しい楽曲がどれほど優れて
いても、10代の頃に知世さんが残した名曲の前では、どうしても色褪せてしまいます。
曲の良さにプラス、何十年という時の流れに培われて来た想い出や、想いの深さがあるの
ですから。この曲を歌ってくれたあと、会場のそこかしこから、知世ちゃんコールが
響き渡りました。ファンにとって知世さんは、いつも、いつまでも「知世ちゃん」と
呼びたい存在なんです。
http://www.youtube.com/watch?v=9cWTIrDVgz0
5、アンコール最後に、「時をかける少女」を歌ってくれたこと。人はなぜか、いつの
間にか大切な人をなくしてしまったり、別れたくない人と、別れてしまうことがあります。
だから、
あなた 私のもとから
突然消えたり しないでね
二度とは会えない場所へ
ひとりで行かないと誓って
そう願うのですね。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/tokiwo_kakeru_syoujyo_w.htm
http://eonet.jp/music/live_report/index_100319.html
「リズム&ドラム・マガジン」は、置いてある店が少ないですね。去年あたりからでしょうか、
休刊雑誌が多くなりました。不況の波は、出版界にも押し寄せています。
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