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以下、「神戸からのひとりごと」の続きです。
緊急事態宣言下の月曜日。TVで見ると街は一変、マスクの人々。
今日はお仕事のない日で専業主婦していました。
近くのお店に買い物に行きましたが、ほとんどの方はマスクしていました。(堂々とマスクができてありがたい)
初期の水際作戦は強毒型インフルエンザの予行演習のためにも、国民への警戒アピール、地方行政の真剣な準備を促すきっかけ作りのためにも、意義はあったと思います。
何しろ鳥インフルエンザ発生の危険性がなくなったわけではないですから。
今、国内感染がわかり、マニュアルに沿って新型感染者の隔離が次々と行われています。
問題は現実にあわせて、いつ、どのレベルに変えていくか。
(すでにその声が高まってきて、検討段階に入っているようです。)
(こうなると政治判断の世界でもあるんですねぇ・・・)
38度以上だけではなく37度台でも疑わしいとなると、発熱外来の対象者数も一度に多くなります。
今まで気がつかれなかった可能性のある新型インフルエンザ患者も発見されます。
患者数の急増は明らか。
今のままの対応ではすぐに限界に達します。
現に神戸市は、一律入院から重症度優先に変更し始めています。
症状の重い方、妊婦さんや持病のある方、抵抗力の落ちている方を守る医療の余力は必要です。
それにしても軽い症状ですんでしまう例もあることは盲点でした。
実際土曜日に、うちの調剤薬局にも37度台の人や昨日は38度あったけれど1日で下がったという人は何人かいました。
(それは通常範囲によくあることなので、その時点でインフルエンザの可能性があるとは思いもつきませんでした)
この日、マスクをして業務をしなかったので(このあたり、朝から気をつけていたくせに私も甘い!−−;)
数日間、体調変化におどおどしなくてはいけません。
ここでかかったら「薬剤師、マスクをせずに対応し感染」となるのだろうか・・・(汗)
知らずに他の患者さんにうつしていたらもっとイヤ><。
感染自体はイヤだけど、しかたがないというか、かかってもかまわないと思っています。
ただし、マスクもし、きちんと予防した上でかかった場合。
(多分今はもう全員マスクだと思います)
それ故土曜日の件が気になるのです。
そして、いっそかかるならば昨年末季節性インフルエンザ(A型)にかかった時のようにどしょっぱなから高熱がいい。(肉体的につらいのはいやだけど。笑)
判断が悩ましい微熱で症状も疲労程度だったら・・・こまるだろうな
昨年末は自分で振り返っても、いい対応でした(笑)
ちゃんとワクチンを打っていたものの朝から38度以上で体が痛かったためインフルエンザが怪しいと思い
ウイルスカット度の高いマスクをして歩いていけるご近所の医師にかかり
受付にもその旨を話し、他の方と離れて待ちました。
この日は午後、2ヶ月に一度かかっている大きな基幹病院に予約がありましたが
途中の電車内や、病院の患者さんたちにうつす可能性があると思いこれをキャンセル。
インフルエンザとわかった後は近くの調剤薬局で処方箋を渡した後
「インフルエンザなので」とすぐに外に出て待ちました。(寒かったけど、お互い様^^;)
もちろん仕事先にも連絡。
広報部の第三校正のため、印刷屋さんが自宅に来ることになっていたので
気力を振り絞って(笑)使い捨て手袋をはめてテーブルやその周りを清め
空気の入れ替えを来訪のある直前まで続け(寒かった 笑)
いらした印刷屋さんにマスクを渡して事情を話し
極力距離をとって校正作業と打ち合わせを済ませました。
(後日聞いたら、風邪ひとつひかずに冬を乗り切られたとのこと。ほっ)
帰られた後は心置きなくダウン。
どんどん熱は上がりましたが精神的にはとても安心しました。
(家族にうつさない様に、カット度の高いマスクをつけて寝ていました。)
これでもかってくらいしたので責任全うした安堵感ってやつですかね(?)
話が思いっきりそれましたが
よーするに
日頃から疲れて微熱が出ることくらいよくあるので
そうなったとき判断に悩むのが心配ということです。
なので早く季節性インフルエンザの対応にならないかなぁと・・・
(甘い?)
それでもとりあえず、神戸(兵庫)大阪が実験モデルケースとなるのは仕方がないです。
1週間の封じ込め作戦でどのような結果となり
どのような問題点が出るのか。
(社会的問題はすでに多々生じてきています。)
神戸は粛々と従いつつ、現場判断の臨機応変な動きも出てきています。
大阪は有名な知事さん、はっきりと対応の見直しを発言していました。
ともかく「1週間」がまん
(これ以上は経済的に大変)
その間早く規制の見直しが進みますように。(アメリカやカナダのような対応)
(もちろん、重症化リスクのある方への手厚い対応。ウイルス変化が起こっていないかの注意深い観察は怠らないなど、警戒を続けることは大事です。)
取り留めのない長文、ごめんくださいませ。
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