|
仕事帰りにこんな本を買いました。
「うたうひと」小路幸也著 祥伝社文庫
温かい雰囲気の8編の「音楽短編小説」からなる本作品。
2作目の「左側のボーカリスト」は
あきらかにS&Gをイメージにしています。
当然フィクションなのでS&Gとは違うけど
あちこちに(特に前半)ポールとアーティを思わせる箇所があって
S&Gの魅力を表現するキーワードがぽんぽん出てくるものだから
電車の中で読んでいたら
顔がゆるんじゃって困っちゃった(笑)
久しぶりにミーハー心を思いっきりくすぐられましたよ。
幼友達が一緒に音楽をやり、曲を作り、プロのデュオとして活躍していきます。
「二人で曲を作ろうよ」
「いいね」
ショウが言い出して私はそれに応えた。
よくインタビューでも訊かれたが、作詞作曲は本当に二人の共同作業で、
どちらかにわけられるものではなかったんだ。 (抜粋。改行)
この後続く、二人が楽しみながら曲を練り上げていくシーンは短い文章ながら印象的です。
(ってか、私もこんな風に書きた〜い)
(私が書きたくてもうまく書けないところを、すらりと気持ちよく表現してもらった気分 笑)
まァ、短編ですし、S&G物語ではないので
あと一歩物足りない感もありましたが(←ナマイキ〜。自分の事は棚に上げております)
十分!楽しかったです。
|
|
|