|
ちょっと自己レス
>> 【590】4月になれば・・・なりました。
> (どことなく吉田秋生氏の初期短編「風の歌うたい」を思い出します。)
> (4月、とかは関係ないんですけど)
え〜、いつのまにか私のイメージでは
「彼女」が森の中の蝶か蛾になっていたんですが
元ネタ(?)はカッコーだったようですね。
吉田秋生氏の短編マンガ「風の歌うたい」はチビの毛虫(オス)が女郎蜘蛛(オス)と共同生活をする不思議なお話。
いっぱい葉っぱを食べて、毛虫はやがて繭を作り、きれいな大水青(蛾)になります。
夜の森を飛び、やがて女郎蜘蛛から離れて彼女と飛び立ちます。
(もっとも、あまりその気にならないオオミズアオを女郎蜘蛛自身が背中を押すのですが)
やがて雌が卵を産み、用がなくなったからと戻ってきたオオミズアオは既に寿命を終えようとしていました。(羽もぼろぼろ)
オオミズアオ「季節がかわって
卵から幼虫が生まれて」
「また同じことをくりかえすんだ」
「たくさん食べて
大きくなって・・・」
「やがて成虫(おとな)に・・・なって・・・」
女郎蜘蛛「・・・おい」
「おい・・・
眠っちゃったのか?」
(1シーン台詞抜粋)
遅れてきたファンの私は2002年のNHK再放送「'81セントラルパークコンサート」でこの歌を初めて知ったので
マンガの方が先に頭に入っています。
初めはマンガのことは思いもつきませんでしたが
ず〜っと聴いているうちに
いつのまにか美しい蛾のイメージが混ざってしまったみたい
(マンガはかなり簡単に描かれていて、白と黒の背景がほとんどです。
なのでむしろ頭の中に瑞々しい森のイメージが作られて、印象が強いのかも ^^;)
ま、どちらにせよ
この歌、大好きです(笑)
アーティの歌声、ポールのギター・・・ほぅぅ(うっとり)
2分にも満たないのに深い歌ですねぇ
高柳さん、「4月になれば彼女は」You Tubeの紹介、ありがとうございました。
|
|
|