|
前回でトム・ウィルソンが「サウンド・オブ・サイレンス」を聞いたはずがないと書いてしまいましたが、実はファーストアルバムの中に入っていたんですね。無知の私のまちがいでした。
続き
モリー:映画「卒業」の監督のマイク・ニコラスが君達の歌を映画に使いたかったということについて。
アート:彼は僕達が以前に作った歌と共に生きたんだ。そしてそれらを自分の映画の世界に滑り込ませた。注)彼はslidedという言葉を使いました..「スカボロー・フェア」、「サウンド・オブ・サイレンス」...
でも、新しい作品が必要だった...
「卒業」の一場面
...ハリウッドのサウンドステージで僕はマイクに言ったんだ。「実はポールが今、製作中の歌なんだけど...「And here to you, Mrs. Roosevelt...」
アート、歌い出す。
...すると、マイクが言ったんだ。「「ミセス・ロビンソン」に変えたら。たった4つか5つの音節じゃないか。」僕たちは「もちろん。」って答えた。その時、歌詞はまだ書かれてなかったんだ。でも、映画ではもうあの歌のメロディが出来ていたんだ。Do Do Do Do....
「卒業」の一場面
アート:「卒業」の成功が僕達の人気を決定的なものにしたんだ。
「明日に架ける橋」を歌っているアートの映像
ポール:「明日に架ける橋」を書き上げた時、僕はそれをアーティーに捧げたんだ。「これは本質的には君のソロだよ。」ってね。
「明日に架ける橋」を歌っているアートの映像
それからあの歌がリリースされた後、僕達はコンサートでよく歌った。でも、僕達は解散しなかったよ。解散したのはそれから1年後。あれは1971だったかな。
モリー:71年...君達はどうして解散したの?
アート:わからない。ポールに聞くべきだよ。でも、僕が覚えている限りではね、僕達は疲れたんだ。僕はたくさんのポール・サイモンを見て、ポールはたくさんのアート・ガーファンクルを見たんだ。60年代後半にね。「明日にかける橋」以来、僕達はあまりにお互いに露出され続けた。ビジネス的プレッシャーとかでね。休息を取るのが必要だったんだ。それもたったの2ヶ月とかじゃなくて1年半くらいの。
白黒の写真
ポール:僕達は11歳から友達同士なんだ。だからけんかとか解散とか、口論とか、普通のことさ。そんなことがないグループなんて聞いたことがない。
モリー:家族がするように...
アート:友達だから..
ポール:そういった理由さ。
1981年、再結成コンサート(セントラルパーク)の映像。
モリー:セントラルパーク。50万人もの人達が来るなんて予期した?
|
|
|