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GACHAさん、「ポルナレポート」のこと、ありがとうございます。
本にせよ、CDにせよ、お求めいただく方がいてこそ、世に送り出す
ことができます。書店に勤めている私には、そのことは身に沁みています。
「ポルナレポート」は、お買い上げいただいた方に、受け入れていた
だけたのだろうか?−今も、私はそのことが心配でなりません。
値段以上の価値を感じていただけていたら、そんな嬉しいことはない
のですが。
制作に関わった私が言うのはおかしいかもしれませんが、今回、ミッ
シェル・ポルナレフの本が発刊されたことは、一つの奇跡だと思って
います。
来日やニュー・アルバム発売など、アーティスト本が出版されるのは、
アーティスト側に何らかの動きがあったときがほとんどです。
でも、本書の場合は、ポルナレフ・サイドには何の動きもなく、ベスト
アルバムが編まれた訳でもありません。
売れるタイミングでもないのに、発刊されたこと。それも、英米のアー
ティスト中心の日本の出版界にあって、フランスの、(今ではなく)
70年代に人気のあったアーティストの本が出たこと。
正に、奇跡だと思います。
あとは、どれだけたくさんの人に触れてもらえるか、読んでもらえるか、
です。そのための努力を、私は今しています。
とりあえず、ここまでで送信しますね。他のことは、また後日に。
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