|
GACHAさん、ごきげんようです。「ウォーターシップダウンのうさぎたち」は
日本でも公開されたので僕も観ましたよ。仰るとうり「Bright Eyes」は日本版では
井上揚水が歌ってました。アーティのはシングル盤は日本でも発売されましたよ。
僕持ってます。アーティのは最初の「Is it a kind of dream」のあたりから惹きつけられますね。
この歌はアメリカでは話題にならなかったけど、イギリスでは確か170万枚、ヨーロッパ全土で
300万枚売れたと記憶してます。
ジョンレンボーンの演奏する「Scarborough Fair」お聴きになったんですね。
このバージョンが収められているジョンの「The Lady And Unicorn」はアナログ盤で
持ってます。S&GのScarborough Fairは確かにイギリス独特の土臭さというのか灰汁がなくて
洗練されていますね。でもポールの弾くあの有名なアルペジオとギターのフレーズは
ジョンの影響が強く出てます。
ジョンレンボーンは元々はクラシックギターを最初に学んだ人なので、クラシックや
中世のバロック音楽、ルネッサンス音楽、アイリッシュ民謡、ケルト音楽の要素が色濃くあります。
そこにフォーク、ジャズ、ブルースの影響も強く、アメリカのプレイヤーのようにカラッと明るくなくて
独特の翳りというか、陰影があるのが魅力的ですね。
ジョンレンボーン、バートヤンシュ、マーチンカーシー、デイビーグレアムと言ったミュージシャンから
ポールがギターを弾く上で得た影響はとても大きい物があると思います。
Scarborough Fairはマーチンカーシーから教わったと言われてますが、イギリスの古い民謡を
作詞作曲ポールサイモン、アートガーファンクルとクレジットしていたのが非難されたりしましたが
99年だったかイギリスでソロコンサートを行った時にポールはゲストとしてマーチンカーシーを招いて
二人でScarborough Fairを歌って、和解しています。
そして、この歌だけ作詞作曲にポールとアーティ二人の名前がクレジットされていますね。
S&GのバージョンはScarborough Fair/CanticleとなっていてCanticle(詠唱)の部分の
メロディを書いたのがアーティなんです。
あ、そうそう艱難辛苦の甲斐あってSkywriterのコード進行コピーできました。転調が多くて手こずりましたが
歌詞さえ覚えれば完璧です。確か今度のオフ会でハイジさんが歌われるみたいですね。
楽しみです。
|
|
|